お知らせ

おかげさまで国民年金基金は30周年を迎えました。

 国民年金基金制度は、自営業やフリーランスの方のために国民年金に給付を上乗せする公的な年金制度として平成3年4月に施行され、令和3年4月に制度施行30周年を迎えました。また、国民年金基金連合会も、国民年金基金を中途脱退された方への年金支給や積立金の運用等の事業を行うための団体として平成3年5月に設立され、令和3年5月に設立30周年を迎えました。

 この間、国民年金基金制度は、国民年金の第1号被保険者の老後の所得保障の役割を着実に担い、現在では累積加入員数約174万人、年金受給者数約64万人にまで発展してまいりました。これもひとえに、制度に対する国民の皆様の御理解と、加入員及び受給者の皆様の御支持、そして、制度の発展に尽力してこられた各国民年金基金を始めとする関係者の皆様の御努力の賜物であり、ここに心より感謝を申し上げます。

 近年は「人生100年時代」と言われ、老後の生活設計が多様化しつつあるとともに、先行きの不透明な時世の中で、老後の安心を確保する制度として、国民年金基金制度の重要性はますます高まっているものと考えております。

 当連合会では、これからも、国民年金基金制度が自営業やフリーランスで御活躍の皆様の老後を支える制度としての機能を十分に果たしていくよう、各国民年金基金とともに、制度の健全な運営とお客様へのサービスの向上になお一層努めてまいります。

 今後とも国民年金基金をよろしくお願い申し上げます。

国民年金基金連合会

 理事長 松下 睦